ひっそりと咲く水仙

 この間見た時は、まだ葉が伸びていただけだったのに、今日見ると花が咲いていた。花壇のすみに植えた水仙である。昨年、買ってきた苗を三つに株分けして植え付けたものが、今年も開花したのである。

水仙(2019年3月撮影)

 水仙は球根をつくる多年草なので、一度植えると何度も花を付ける。
 球根植物を植える時に気を付けなければならないのは、地上部が枯れた後、自分で掘り返してしまうことのないように、花壇の邪魔にならない場所に植えることだ。そうすれば、何も手をかけなくても、毎年咲いてくれる。

水仙(2019年3月撮影)

 この水仙。実は植えたことをすっかり忘れていたものだ。それでも、季節がくれば植物は葉を伸ばし、花を付けるのだ。

育てやすく美しいビオラ

 ガーデニングの素材として最も育てやすいのがビオラだろう。パンジーと比較すると花は小振りだが次々と咲く。冬期は水遣りも楽だし、花柄摘みも時々やれば十分だ。ものぐさガーデナーには絶好の季節、絶好の植物だ。

ビオラ(2019年3月撮影)

 陽当りの良い、霜の当らないところで育てるべきなのだろうが、我が家は北道路。玄関近くのプランターにはあまり陽が当たらないのだが、それでも結構綺麗な花を付ける。実は、家の南側はささやかな庭になっていて、そこに設置したウッドデッキが冬の間植物を育てるのに絶好の場所になるのだが、水遣りが面倒な場所なので、最近はあまり活用していないのである。

ビオラ(2019年3月撮影)

ビオラは毎年必ず植える草花。最近は道の駅へ買物に行ったついでに苗を買う。ハンギングにする場合は、一鉢に一株を植えることにしている。2~3株の寄せ植えにしてもよいのだが、それには結構コストがかかるので、最近はやっていない。

ビオラ(2019年3月撮影)

 暖かくなると、ビオラは急激に成長するので、寄せ植えにしておくとだんだん窮屈な感じになりそうではないでしょうか。

 パンジー、ビオラはガーデニング初歩の初歩の草花である。が、長年毎年植えるのも悪くない。何故なら、楽してたくさん綺麗な花を咲かせることができるのだから。